2005.01.17 Monday
阪神大震災より10年。
今日で阪神大震災からまる10年になりました。
いろいろあって早かった10年でした。 これを機に私事ですが、当時のことを振り返ってみたいと思います。 私は当時西宮にある女子大学の学生でした。 今と同じ京都に住んでいて、片道約2時間弱かけて通学していました。 高校まで共学だった為、抵抗があった女子大ですが、友人に恵まれて楽しい大学生活を送っていました。 前日まで大学周辺で下宿してる友人2人が私の家に泊まりに来ていて、翌日は授業なんで夕方頃それぞれの家に帰っていきました。 当日も当然授業の予定でした。 ところがあの恐ろしい震災がやってきたのです。 最初は夢の中で縦揺れしてるような感覚だったんですが、やがて今まで体験したことがない激しい横揺れがきたのです。 京都は震度5でした。うちは団地の6階なんでかなり怖かったです。 もっと上の階に住んでいる人は食器棚とかテレビがが倒れたと言っていました。 しばらくして前日まで泊まりに来てた友人の1人から電話がありました。 最初は電話が通じていたんですね。 泣いていましたが、家も含め無事だったとのことです。 他の下宿してる友人も中には家が壊れた人もいたようですが、みんな無事だと連絡がありました。 京都の揺れでも怖かったのに、西宮はもっともっと激しい揺れだったはずですよね。奇跡的だと思いました。 電車が不通の為、通学は諦めました。 最初に電話をくれた友人が自転車で街を走ってみたところ、市内の全てがメチャメチャで、ガスの臭いがしたそうです。 大学に行ってみると、学舎が全壊していたそうです。 その話を聞いてかなりショックを受けました。 数日後、大学に電話が通じ、しばらく休講とのことでした。 両親は仕事、妹は高校に行くので、日中は家に1人でいることが多くなりました。揺れる度に怖かったです。 もし昼間に震災が起きてたら私も巻き込まれてた・・・と思うと他人事には思えません。 私の大学でも下宿の倒壊により2人の学生が犠牲になりました。 犠牲になった6433人のご冥福をお祈り申し上げます。 とともに、語り継いでいかないといけないと思います。 |